手法・ルールの作り方2
手法・ルール作りのためにやってきたこと、検証方法は本当にバカみたいに単純で、アナログな手作業バリバリでした^^
その具体例をひとつ。
最初はまず単純なルールで、ざっくり過去チャートを1ヶ月分くらい見てみます。
例えば、
・5MAと10MAがゴールデンクロス(以下GC)したらロングエントリー
・5MA5と10MAがデッドクロス(以下DC)したらショートエントリー
みたいなルールです。
で、感覚的にいけそうな雰囲気、勝率50%くらいはいけそうに見えたらこんな感じの表⇣を作って過去チャートでチェックしていきます。
あくまで参考例ですけど、仮に▲20pipsを損切り上限にして、ルール通りにエントリーしたら、何pipsくらい取れるのかを数値化します。
期間は、裁定でも過去半年、1年分はとらないと・・・と思います。
これをやっている間は、分析する・勝ち負けを考えるのは禁物です。
この段階では、一定期間の統計データ(ってえらそうなもんでもないけど^^)を取るのが目的なので、勝てる手法・ルールを考えるのは後の話ですから。
ここで、少しデータを取っただけなのに、ルールこう変えたほうが?とかルールこういうの追加したほうが?とか分析的な思考をしていると、ごくわずかな期間でのカーブ・フィッティングをすることにしかならないので、
コロコロ手法を変えるのと同じ結果になると思います。
で、一定期間のデータがとれたら、損切に引っかかった回数=負け回数とそれ以外の勝ちの回数で勝率を出したり、取れるpipsの割合を出したりって計算できますよね。
そしたら、前回の手法・ルールの作り方の記事にある
勝率×損益率 のバランスは、おおむね どのくらいでいけそうか?
について考えることが出来ます。
で、もし最初に考えた単純なルールが、うまくいけそうなら
そのまま過去チャートを精査していけばいいんですけど、
それほどいけそうな感じがしなければ、次のルールで同じようにデータ取りをします。
というか、最初は複数のルールごとにデータを取って比較してみるほうが
ためになることが多いと思いますね。
1つの単純なルールでデータを取ってみて、思わしくない結果がでたときに
「やっぱり複雑なルールでないと・・・」みたいに考えると聖杯探しの罠にはまるかと。
上の例でいうと、もし5・10MAのGC/DCのルールがイマイチだと感じても「移動平均線は使えない」と判断するのは早いですよって意味ですね。
簡単なルール作りの発想って2タイプ⇣あるので、
1. 同じインジケータの設定値を変える
2.違うインジケータを使う
1. でやってみるなら、上の例は5・10MAのGC/DCだったので、次は5・15MAとか10・20MAのGC/DCでデータを取ってみる。
2.ならMACDを使ったルールで取ったデータとRSIを使ったルールのものとを比較してみる。
または、同じルールのまま、上の例だと損切▲20pipsにしたのを▲30pipsに変えてみるとか。
私の場合は、トレンドライン⇒移動平均線を使いこなしたい!って流れだったので、他のインジに目が向いてなかったのもあり1のタイプでした。
慣れてきたら、ルールを組み合わせてみたり、で検証していけばいいと思います。
数値化して比較してみると、意外な発見があるので、
そういう「気づき」を積み重ねていくことによって、手法・ルールに自信を持てることに、私はつながっていきました。
いつでも必ず勝てる手法・ルールっていうのはない
ある期間は勝てても、必ず負ける期間っていうのはある
ということが、しっかり実感としてわかるので
インジケータを妄信したり・依存することがなくなったり
(開放される感じ・・・というのかな。)
自分の裁量・判断すべきところはどこなのか?
というポイントが分かってきたりして、
過去チャートをどうみるか、自分が練習すべき課題は?
どういうルールが必要なのか、というのが明確になってくると思います。
※エクセルの計画表の作り方例もついてます⇣
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