FXとは?超初心者のためのFX講座パート1
1.FXとは
FXとは、外国為替証拠金取引の略です。
簡単に言ってしまうと、円を売ってドルを買う、ドルを売ってユーロを買う。
等通貨の売買をすることによって、その差益を狙うとうしという仕組みです。海外旅行をする際の両替を想像してみて下さい。
ドル円が101円の時に、円をドルに交換し、102円のときにドルを円に再度両替しなおしてみると、
1円分儲けたことになります。
ただし、そこには銀行の高い手数料という壁が存在しますので、実際は1円も儲けることができません。
後で説明しますね。
2.FXと外貨預金の違い
では、次に外貨預金とFXとではどう違うのか。という部分についてお話します。
結論から言いますと、
“FXは外貨預金にもなる”
ということです。
まず、外貨預金も、FXも考え方は先ほどお話しましたとおり、 “外貨を売買する投資法”です。
これは両者同様です。
ただし、外貨預金にはいろいろなデメリットがあります。
①一度預けたら、基本的に中途解約ができず、自由に引き出せない。
②手数料がFXの100倍以上
③儲けが少ない
④円高の時には損をしてしまう
①一度預けたら、基本的に中途解約ができず、自由に引き出せない。
外貨預金は、定期預金と普通預金の2種類があります。
定期預金の場合ですと、金利収入は大きくなりますが、中途解約ができません。
万が一、ドルが暴落したらどうなるでしょう。下落した分だけ損しますよね。
指をくわえて眺めているだけなのでしょうか。。。。
②手数料がFXの100倍以上
外貨預金の一番のデメリットはコストが高いということ。
1で説明したとおり、ドルが101円のときに買って、102円のときに売れば1円の儲けですよね?
でも、海外旅行で通貨を両替した経験のある方でしたらお分かりかと思いますが、なぜか、そんなに簡単に得することができません。
なぜかというと、銀行の手数料が往復で2円くらいかかってしまうからです。
旅行帰りにあまったドルを円に替えようとしても、結局買ったときより売るときのほうが損してしまう。
そんな仕組みになっているのです。
外貨預金も同様でとにかくコストが高い!だから差益で儲けるのは一苦労だということを頭に入れておいてください。
一方で、FXのコストは安いところで往復たった2銭!実に海外預金の100分の1というわけです。
ドルを買ってちょっと上がったところで利食いしてしまえば、数秒で利益をだすことも可能です。
大体、100万円のお金で運用した場合、外貨預金の場合、往復のコストが20000円前後、FXの場合は、200円前後とお考えください。
③儲けが少ない
外貨預金で100万円預けたとします。ドル円で1円の差益が発生した場合、
儲けは100万円に対して1万円ということになります。
しかし、先ほどもいいましたとおり、往復で2円分のコストがかかりますので、2円以上レートが動かないと儲けはありません。
FXの大きな特徴として、“レバレッジ”というものがあります。
レバレッジとは「てこの原理」という表現の仕方をします。
例えば、米ドルを1万ドル買うとします。
会社によってレバレッジにも差があるのですが、証拠金10000円で1万ドルの取引ができる会社もあります。
1ドル=100円とすると、レバレッジは100倍ということになります。
つまり、たった10000円で1万ドルの売買ができるわけです。
とはいっても、実際1万ドルのお金を動かすわけではなく、1円上がったら動いたら10000円の差益が発生するだけで、その為替変動による値幅が自分の差益となるわけです。
10000円だけ預けて1万ドル買う!なんていうリスキーな取引をする方はいませんが。。。
そんなことしたら、あっという間に資金がなくなってしまいますよね。
レバレッジを低くするためには、100万円預けて1万ドル買えばいいのです。
この場合、レバレッジは1倍。つまり外貨預金と同じ感覚でFXを利用することができるのです。
ちなみに、FX会社の中には、100通貨、1000通貨単位から始められる会社もあります。たった100円の証拠金で取引が始められるのもFXの魅力です。
④円高の時には損をしてしまう
銀行などの外貨預金では、円を売って外貨を買うことしかできません。
つまり、円安のときしか利益をだすことができないのです。
一方で、FXの場合は、円高でも円安でも利益を上げることができます。
円を売って外貨を買う行為をロング、逆に外貨を売って円を買う行為をショートといいます。
株の空売りをイメージしていただければわかりやすいかと思います。
サーフィンのように、上がったらロング、下がったらショート、と上昇、
下落相場どちらでも利益を出すことができます。サブプライムショック以来、
ドル円相場は、ドルが暴落、円が急騰する下落トレンドが続いています。
このような相場では、外貨預金で利益を上げるのは非常に難しいことですが、
逆に暴落相場で大きく利益を上げたFXトレーダーは大勢いらっしゃいます。
さらに、米金利も去年は4%台だったのがどんどん下がり、2008年はついに1%となりました。
2006年以前であれば、金利だけで毎月数十万、何百万円も儲けていた金利長者もいらっしゃいましたが、
金利だけで大きな利益を上げる時代ではなくなってきたようです。
そうはいうものの、“今が相場の底じゃない?”なんていう期待から、
ちまたでは外貨買いが大流行のようですけどね。
実際、円高が進むたびに、”外貨を買うチャンス!”とばかりに、FX業者の口座開設者が急増する、
ということをよく聞きます。
(次回へ続く)
Sarah(サラ)
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