初心者向けビットコインの豆知識その2
初心者向けビットコインの豆知識の続きです。
FXトレードがさかんな日本において、暗号通貨トレードも盛り上がるのでは?
と思うのですが、暗号通貨市場において、残念ながら日本は後進国。下記チャートを見て下さい。
http://bitcoincharts.com/charts/volumepie/ より引用
世界の対ビットコイン取引ボリュームを表したものです。
BTC/USDつまり、対ドルの取引量が全体の54%を占めています。次に多いのが、BTC/CNYつまり対中国元で28%。第3位がBTC/EURの6%。この3ペアで、実に全取引の約9割の取引量となっています。
CNYの取引量が多いのは、やはり国の情勢を表しているのでしょう。国外に資産を持ち出すのが難しい中国にとって、ビットコインはうってつけです。去年、ロシア情勢、シリア情勢が悪化した際も、ビットコインの価格が上昇しました。
日本のJPYとの取引はというと、世界第8位。なんとポーランドズロチ(PLN)や豪ドル(AUD),カナダドル(CAD)よりも少ないんです。FXにおけるメジャー通貨の一画を担うJPYとしてはちょっとさみしい気もします。
それはなぜかというと、日本国内においては、このような見解を政府がうちだしたからです。
“現行の銀行法および金融商品取引法に照らしてビットコインは通貨でも有価証券でもないとして、銀行や証券会社が本業でビットコインを扱うことを禁止した。”wikipediaより
このことにより、ビットコインを取り扱おうとしていたFX会社も当面は取り扱いを見送ったのですね。今後どうなるかはわかりませんが、現状、通貨としてFX会社がビットコインを取り扱うのは厳しいようです。逆に言うと、通貨ではないということは、ビットコインで労働対価として報酬をビットコインで受け取っても物々交換扱いということになるわけです。今や、デビットカードでビットコイン支払いができるようになってきた世の中で、この法律は遅からず改正される気がします。
高城泰著の「ヤバイお金 ビットコインから始まる真のIT革命」に書かれていたエピソードにもあるように、ビットコイン長者は世界に数多くいらっしゃいます。マウントゴックス事件の際、日本国内の債権者は、全体のたった1%。しかも、そのほとんどが日本在住の外国人だったそうです。つまりどういうことかというと、世界的に見ても日本人のビットコインホールダーはとても少なく、日本自体、暗号通貨後進国であると言えるのではないでしょうか。
私は、個人的に暗号通貨市場は今後益々拡大していくと思います。日本でも、正しい情報が広まり、市場参加者、ユーザーが増えていくことを願います。
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Sarah(サラ)
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