売りのスピードはなぜ速い!?
”sarahさん、なぜ買いより売りの方が落ちるスピード早いのですか?
買いだけしかできないと言うのなら、
買い方が投げて落ちるスピードが速くなると言う事は理解できるのですが。”
この質問に関して、お友達に鷹鳩さんに聞いてみました。
『皆さん、まっさらな気持ち考えたとき、
やはり毎日金利が入ってくる円売りポジションのほうがすんなり入りやすいですよね。
ここの所、あまり動かないとあっては、スワップが入ってきたほうが安心感がある。
市場参加者もそう考えて不思議は無いわけです。
そうすると、万が一の超円高に備えて、保険をかけときたいという需要が出てきます。
逆に、きたるべき円高祭りに備えてUSD/JPYショートの人は、どちらかというと短期トレード中心。
長く持つほどスワップの払いがあるし、円高祭りになってから飛び乗っても間に合うし。
円高を予想するひとには、あまり万が一円安になったときのために保険を掛ける(USD/JPYコールを買う)
インセンティブは働かない。
続いて実需の輸出企業・輸入企業。
海外でがっぽり稼いだ自動車会社さん。どのタイミングで外貨を円に換えるで業績が大きく変わるわけです。
パニック的な円高になったら涙目なわけなので、どんどんヘッジします(USD/JPYプットを買う)。
逆に輸入企業。結構先まで輸入の決済が確定しているわけなので、
あらかじめUSD/JPYの買いを予約しておくケースが多い。
長いものだと10年先までのUSDをもう既に予約している場合もあるんです。
最悪、円安で輸入金額が増えてしまった場合、消費者に価格転嫁してしまえばいい。
『円安のため値上げします』って、たしかヴィトンとかであったような。。結構聞きません?
てなわけで、市場参加者は円高への備え(USD/JPYプットを買う)のほうが需要が高いわけです。
というわけで、ちょっと前までですが、
世の中円売りポジションが優勢で、輸出入をしている実需も円高にいったら困る人が多いわけです。
なので、落ちる時のほうが慌てる人が多いし、やべーーーって感じでポジションをクローズしに行く人が多いので、
スピードが速いということ。」
落ちる→慌てる→やべー→投げ売り→もっと落ちる→加速する
要はこういうことですね。
私の個人的意見としては、重力の法則で、じわじわ上がり、落ちる時はすっとーんと落ちる。
ただそれだけのような気がしますけどね。
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Sarah(サラ)
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