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水井さんの質問 複数通貨のトレード

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水井さんから頂いた質問

どうもありがとうございます☆

 

昼豚さんは、ドル円とユーロドルを取引対象にしているということですが、

この2つの通貨ペアで同時にエントリーチャンスが来た場合は、

どちらかに絞ってエントリーされるのですか。

チャートの形がよりきれいなほう、あるいはユーロ円を見たりして判断するなど。

それとも両方ともエントリーする、あるいはエントリーを厳選しているので

同時にエントリーチャンスがあるということはほとんどない、のでしょうか。

私はドル、円、ユーロ、ポンドでの組み合わせで6通貨ペアを取引対象としていますが、

相場が動くときは一斉に動くので、ロングするならこのペア、ショートならこれと

動く前から考えてはいるつもりなのですが、それでもいつもあたふたしてしまいます。

 

 

私は、複数の通貨ペアを監視するのとか、複数のモニターを並べて監視するのが

苦手なので、ほとんど1つしか見てないんですよね。

なんていうか、頭が混乱してきて集中できないんですw

 

以前は、ユーロドルとドル円のどちらでその日トレードするかを決めて、それだけ見てました。

 

さすがに最近はある程度、慣れてきたので、ユーロドルとドル円の5分足を両方見てますけど

メインはユーロドルで、狙う形になりそうかどうかのほうを強く見ていますね。

 

私は1回ポジ取ったら、それを決済するまでは新規エントリーはしないことにしているので

ドル円とユーロドルのどちらかしかポジは持ってないです。基本的には。

 

最近は、トレードに慣れてきたのと少し自信を持っても大丈夫かな?と考えているので

ドル円とユーロドルのポジを同時に持っていることも、たまにあります。

 

同時にエントリーチャンスがくる・・・のはあるとは思いますけど、

ユロドルのエントリーチャンスが来る少し前の、狙う形になってきているなって段階で

準備態勢に入っていて、そのときは、それだけに集中しているので

ドル円のほうは見てないんですよね。

 

両方でポジ取るときってほとんどの場合は、

ユロドルで狙う形になりそうもないときにドル円でエントリーした

→ 動きが鈍いので待ってる

→ その間にユロドルがいい形になってきた

→ ドル円はOCO入れといて放置して、ユロドルに集中

って感じですね。

 

2つポジ取ったときは、自分の通常ルールより実効レバレッジが高くなっているのは、

しっかり認識しているので、いつもより、あまり粘らないようにしたりはしています。

 

 

で、私はドル円とユロドル以外の通貨ペアは全く見てないです。

ユーロ円を見たりして判断するなど、

という質問は、通貨の相関関係を気にしていますか?ってことだと思うんですが、

私は5分足をメインに見ているので、気にしていません。

 

以前調べたことなので、ちょっと最近は分からないんですけど^^

通貨ペアの相関係数をいろいろと調べた結果、

1時間足以上の長い時間軸のレートだと、ドル円とユロドルは逆相関しているようでしたが

5分足のレートでは相関はみられなかったです。相関係数がすごい低かった。0.3か0.4くらいだった記憶があります。

マイナスだった(逆相関)・・・とは思うんだけど、よく覚えてないです。

エクセルで調べたので、エクセルのシート1枚に入りきるデータ量だけで、ですけど。

 

ま、例えば、ユロ円とユロドルの5分足の相関を今調べたら、相関しているのかもしれないし

もしかすると、ユロドルのトレードの判断に何かしらプラスの使い方ができるのかもしれないけれど、

 

上記説明した通り、複数のチャート見るのが私には合ってないし、

短時間トレードで、サクッと利小狙いってやり方だと、あまり劇的な効果はないんじゃないかなと私は考えます。

 

なので、私は、他の通貨ペアの動き方からどうこうっていうのは気にしなくていいや、

むしろ判断基準が無駄に増えてうっとうしいって感じますし、

ユロドルの5分足での動き方、勢いだけを集中して見てるほうが、私にとっては判断しやすいし勝ちやすいですね。

 

でも、1時間足メインでトレードするとかなら、他の通貨ペアの動きも気にするかも、とは思います。

 

 

相場が動くときは一斉に動くので、ロングするならこのペア、

ショートならこれと動く前から考えてはいるつもりなのですが、

それでもいつもあたふたしてしまいます。

 

これは・・・どうなんでしょ。

見てるすべての通貨ペアで同時に利益を上げないといけない理由は

何なんでしょうか?

 

あたふたしてしまって利益を逃すくらいなら、

通貨ペアの選択・集中をして枚数増やしてトレードすれば、

その全通貨ペアで取れただろう利益と同じくらいにできるんじゃないでしょうか??

 

現在の元手の額が分からないので、勝手なこと言ってますけど^^

億単位を運用してるのでなければ、通貨ペアは2つくらいに絞ってもいいんじゃないかな、って個人的には思います。

 

ではでは

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狙い方と時間軸

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「狙い方」の意味での順張り・逆張りを以前書きましたが

実際に自分でどういうトレードをしていくのか?を考える場合は、

単に狙うポイントだけでなく、時間軸を考える必要があります。

 

時間軸を考えるとは、

どのチャートをメインにして、どのくらいの時間をかけてトレードをするのか?ということです。

 

私は、利小狙いの短時間トレードというスタイルで、5分足チャートをメインにしています。

基本的には、順張りの押し目ロング・戻りショートを狙っていますが、

これは「5分足チャート」で見た場合、という意味です。

また、長い時間軸のトレンド方向と一致するエントリーのみ考えているわけではないです。

 

私は日足・1時間足・5分足のチャートを見ていますが、

例えば、1時間足で今、上昇トレンドを見せていたとしても、5分足で、ロング狙いオンリーとは考えていません。

ロングもショートもどちらも狙います。

 

というのは、例えば、1時間足で見ると下図のような逆張りショートになってるんだけど

 100216_neraikata2

 

5分足チャートでその動きを見ると、下降トレンドの順張り戻りショートの形だ、ってことはありますよね。

私のトレードスタイルでは短期のトレンドをメインにしているので、こういうことは充分有り得ます。

なので、長い時間軸のトレンド方向のみを考えているわけではないんです。

 

で、一般的なチャートの見方は、どの時間軸でも同じことだと思います。

日足チャートだろうが1時間足チャートだろうが5分足チャートだろうが

トレンドやレンジの形って見せますよね。ただ、トレンド形成にかかってる時間やボラが違うってだけで。

 

 

順張りで押し目・戻りを狙うトレードをやる場合は、

まず、「トレンドが発生している」のが前提条件になりますよね。

 

じゃあ、その狙うトレンドは、どの時間軸での話なのか?

が重要になります。

 

短期・中期・長期のトレンドのどれを狙うかと勝ちやすさは関係ないですよ。

 

でも、自分の性格では、短期・中期・長期のどれでトレードするのが合ってるのか?は

勝ちやすさに大きく関係してくると思います。

 

 

ポジ保有している間は、チャートをずっと見てないと気が気でない!みたいなタイプだと

長期のトレンドを狙っていくのはちょっとストレスが貯まりそうですよね。

物理的に24時間ずっとチャートを見続けるのは不可能だし^^

 

であれば、短期か中期のトレンドを狙ったほうが、長期的には成績が安定するんじゃないか?

そのほうが性格に合ってるやり方じゃないか?と考えられます。

 

ずっとチャートを何時間も見るのは嫌だ!っていうタイプであれば、

私のやってるような短時間で利小狙いでコツコツやっていくか

 

1日に1回チャートをチェックして注文を出しておいて後は見ない!

そういうスイングトレードにするか。その場合は長期のトレンドを狙っていくことになりますよね。

 

で、チャートを見て、今はレンジかトレンドかを把握する、というような

一般的なチャートの見方というのは、いわゆる「お勉強」することで分かるようになります。

でも、チャートの見方が分かっても、それでそのまま勝てるようになるわけではないです。

 

利益を上げるトレード実践力を身につけるには、チャートの見方を知ったあとに、

どういう風にどこを狙っていくかとか

自分の性格を掘り下げて、戦略を練ったり、自分を律したり、っていうような

分析・練習・訓練などの、お勉強とは異なる作業が必要になります。

 

 

長時間チャートに向き合ってもいるし、努力もしている。

なのに、思うように勝てない。

 

そういう場合は、

「お勉強」に含まれる作業と

トレード実践力を身につけるためにすべき作業とを

混同してしまっているのかもしれません。

 

その辺のことを、頭を整理するために、

自分がどの時間軸で、どういう動きを狙っていくのか?

について考えてみるといいかもしれません。

 

ではでは

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shinさんの質問 レンジの逆張り

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shinさんから頂いた質問

どうもありがとうございます☆

 

パリスさんは、トレンドフォローの順張りを詳しく説明されている記事を見ました。毎日のトレード回数から、トレンドフォローのチャンスだけを狙って、チャンスが来るまで待機って感じのトレードなのかと勝手に考えていたんですが……

ブレイクアウトであったり、トレンド反転を狙った逆張り、レンジ相場での逆張りもするんでしょうか?もしするのであれば、どんな感じなのか教えて頂きたいのですが。

(自分の手法をあまり口外したくないと思いますが、ヒントになるようなことでも教えて頂けると嬉しいです。)

よろしくお願いします。

 

レンジブレイクは狙います。

でもレンジ上値・下値を抜けたからすぐエントリーとかはしていません。

トレンド反転を狙う逆張りはしません。

ドル円だとレンジで薄利狙いのスキャルをやることはあります。

 

で、この「レンジ相場での逆張り」という表現が若干気になったので補足説明しますね。

 

レンジ相場は上値と下値の横線が引けて、その間で上げ下げを繰り返している動きですよね。

この図のように、きれいに収まるわけではありませんが、イメージとして。

 100307_range1

 

で、レンジの上値がレジスタンス、下値がサポートとして機能していて、

それが機能し続けるだろうって予測のもとに、

上値付近でショートして下値付近までの利益を狙う

下値付近でロングして、上値付近までの利益を狙う

ことをしますよね。

 

その「狙い方」という意味では、「逆張り」と呼んでも差し支えないと思いますが

「エントリータイミング」という意味では、

私は、レンジのときは「順張り発想」のみでエントリーしています。

 

下図のように

レンジ下値付近に下げてきたところでロング

レンジ上値付近に上げてきたところでショート

することを逆張り発想エントリーと私は呼んでいます。

100307_range2 

 

それに対して、

レンジ下値=サポートで反発・上昇したのを確認してからロング

レンジ上値=レジスタンスで反発・下降したのを確認してからショート

するのは順張り発想エントリーになります。

 100307_range3

 

レンジ上値・下値のレジスタンスとサポートは

いつブレイクされるか分からないので

順張り発想エントリーのほうが安全なのでそうしています。

 

例えばロングのときを考えてみると

逆張り発想でエントリーした場合に、サポートを下抜けしてしまうとき(下図左)と

順張り発想のとき、伸びずに下げてしまってサポートを下抜けしてしまうとき(下図右)を

実際の値動きで観察してみると、私の感覚では、下図左のほうが、下抜けする頻度が高いように思いました。

100307_range4

 

ショートの場合も同様です。

きっちりデータを取ったわけではないんですけども

ダマシに合う確率は、逆張り発想エントリーのときのほうが高かったように思います。

 

順張り発想エントリーの場合は、一度、サポートで反発・上昇したのが確認されているので

ここで利が伸びない場合は、値動きが停滞して、サポート付近でモゴモゴ動くことが多い。

いきなりサポートを下抜けしていくのはそんなにないです。

なので、早めに損切りの判断がしやすくなります。

 

逆張り発想エントリーの場合は、それほど停滞せずにスルッと下抜けしてしまうことが多かった。

下抜けするかと思いきや、ヒゲが飛び出ただけで戻してくることもあったので、

そういう動きを確認してからエントリーするほうが、勝率を高く保ちやすいです。

 

つまり、利益の可能性と損失の可能性のバランスを考えると

レンジ相場では順張り発想エントリーのほうが勝算が高いって私は判断したことになります。

 

でも、レンジでは順張り発想エントリーのみでしかやりませんが、

上昇or下降トレンドでの押し目・戻りを狙う場合は、

順張り発想・逆張り発想エントリーは臨機応変にやっています。

 

というのは、サポート・レジスタンスに角度、傾きがあるかないかで

機能する度合いが異なると考えているからです。

考えているというか、実際の値動きを観察していたら、そう判断できると感じたわけですが。

 

ということで、サポートとレジスタンスの機能について考えるのが

何かヒントになるのかも、と思います。

 

ではでは

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損切りの考え方2

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私は1回のトレードでは▲20pipsを損失許容最大値にしています。

これは相場状況に関係なく絶対ルールにしていますので、

過去チャートで検証する(バックテストをする)ときも、このルールで検証データを取っていきました。

▲20pipsを元にトレードのやり方を決めていった、と言っても過言ではないですね。

 

ではなぜ、▲20pipsにしたのか?というと

 

自分の負け続けているときのトレード履歴を見返して、

私はコツコツドカンで負けていたんですが、そのドカンをやらかしているときを見てみると

▲20~30pipsの含み損の段階で損切りできていないから

ドカンをする羽目に陥っていたわけです。

 

なので、

とにかく▲20~30pipsで損切りは絶対にしないとダメ!!

と心に誓いました^^

 

で、過去チャートを見て手法・ルール作りを考えているときに、

私のやり方だと、▲20pipsで損切りするのが妥当だったので

それを損切り上限の絶対ルールとして採用しました。

 

またそれだけではなく、資金管理と自分の心理状態・メンタルの管理という点を考えても

1回で▲20pipsは絶対だ、と考えました。

 

資金管理の観点から損切りポイントを考える場合って、1回のトレードでは

1.自分の元手(口座資金)のX%までの損失にとどめる

2.相場の動き方によって決める(決まるって呼ぶほうが正しいかな?)

の2種類があると思うんですけど、私の場合は、1のタイプです。

 

以前書いたかもしれませんが、昔は2のタイプで考えようとしていて

ベストな損切りポイントはどこなのか? って悩んだりはしたんですけど、

 

私、へっぽこトレーダーだから、損切りすべきポイントがよく分からないし

最初に決めた損切りポイントに来ても、もう少しだけ・・・ってヘタに粘ってドカンやらかしちゃう

 

こういう状況から抜け出せなかったので、1のタイプに考え方を変えました。

 

でも、元手のX%って数字が、どうしても腹に染みこんでこなかった・・・。

言ってることは分かる。頭で理解もできる。計算もしてみた。

でも、実際のトレードでは、いまいち納得できてないから実行できない気がする・・・

 

なぜいまいち納得できなかったか、というと、

例えば、元手が100万円で、1回のトレードで2%をリスク上限にしたとしますよね。

そうすると、100万円×2%=2万円

1回のトレードでは、損失は2万円までになります。

 

じゃあ、何枚でトレードするのか?

例えば、ドル円でトレードしているとすると

10枚なら ▲ 20pips

 1枚なら ▲200pips

がストップ上限になりますよね。

 

この何枚でトレードすべきか?っていうのも、資金のX%までとか、

レバレッジは低く抑えるべきだ、という話もありますが

レバレッジは低ければ低いほど良い・正しいってことはないと私は思うし、

資金のX%って数字で枚数を決めるのも、損切り上限の%の話と同じで

なんだか腑に落ちない、納得しきれない・・・。

 

で、私は負け続けているときに、負けてはいたんですけど、いろいろと自分なりには試行錯誤していたつもりだったので

そのときの感覚、感じたことを思い返してみたんですね。

 

もし、100万円元手で、1回の負けは2万円までってルールにした場合、

 

1枚でトレードすると、おそらく▲200pipsになるまでは損切りしなくても大丈夫って考えてしまう。

自らドカンOKって認めてしまうことになる。

もしも▲200pipsでの損切り発生したら、焦って

「10枚トレードなら+20pipsを1回やれば取り返せる!」なんて考えて枚数いきなり増やしそうだ。

 

10枚でトレードすると、▲20pipsは狭すぎるように感じる。というのは、

ドカンやらかしがち=損切りを受け入れられてない、自分に甘い ってことなので

現状のまま、10枚でストップ▲20pipsを入れて動かさないのは、きついかもしれない。

ストップを動かしてしまって、▲50pipsくらいで泣く泣く損切りして、

10枚×▲50pips=▲5万円!

2万円に損を抑えるって決めたの守れなかった・・・って自己嫌悪に陥りそう・・・。

 

こんなことを考えました。

 

そこで、自分のトレード履歴とそれまでの感覚から、大体、何pipsくらいなら

割と普通に勝てるか?を見直してみました。

 

というのは、私は、FXで安定して勝ち続けられるかどうかは

テクニックの基礎的知識はもちろん必要ですが、それよりも『己を知る』ことのほうが

重要だと考えています。

 

安定・継続して勝てるかどうかは、

 自分の行動パターンによって決まる

 行動パターンは、性格によって決まる

と考えています。

 

ここで言う「性格」は、いわゆるトレードでメンタルが強い・弱いって呼ばれるときの「メンタル」とは意味が異なります。

性格によって物事の捉え方が異なるので、

ある状況に直面したときにどういう心理状態になるのか?は

性格から来るものだ、と私は考えています。

 

ですから、損切りをどこでするのか?は単に数字で考えるべきではなく

自分が、安定・継続して勝てる心理状態をキープできるかどうか?で

考えたほうが良い、と思ったからです。

つまり、自分が「普通に取り返せる」と思えるレベルで損切りすべきだということです。

 

普通に取り返せると思えるレベルは人それぞれだと思いますが、

私の感覚では、勝ち2回くらいだと感じます。

 

勝ち3回以上が必要になると、ちょっとしんどいです。心が折れそうになります。

心が折れそうになると、衝動的にエントリーしたり、損切りが遅れる傾向が高まります。

負けスパイラルに突入しがちです。

 

※これは、私が勝率は高いんだけど、ドカンでやられるってタイプなので、そう思うだけですので、

勝率は低いけど損小利大でやれてる人には当てはまらないと思いますのでご注意を。

 

負けた後は、どうしてもマイナスからスタートするって気持ちになってしまうので、

ゼロから新たな気持ちで再スタートする状態に戻すには、

まずマイナス分を取り返さないと、気持ちがリセットできないんですよね。

 

特に、負けている時期が長いと余計にその思いは強まります。

 

もちろん、

負け・損失はちゃんと心理的に受け入れて、

1回1回の勝ち負けに一喜一憂していてもしょうがない、

トータル・プラスにすればいいんだ

って気持ちでトレードはする必要があるんですが、

 

それを本当に理解して納得して、淡々とトレードできる心理状態になるには、

・自分の手に余る損失は出さない

・損失が出ても、普通に取り返すことができる

これがちゃんと実行できる自信・確信っていうのが自分なりに持てていないと厳しいです。

 

なので、私は、自分が割とこれまで継続して勝ちトレードのときに取れているpipsを考えて、

その2回分くらいを1回の損失上限にしたほうが、私の性格からすると長期的に勝てることにつながる

と考えました。

ということで、出てきた数字が▲20pipsだったわけです。

 

枚数の決め方は、また別問題になるんですが、でも発想の仕方は同じで

自分があまりストレスを感じず、安定・継続して勝てる心理状態をキープできるレベルっていうのを

これまでの経験やデモで枚数を変えて試してみたりして決めていきました。

 

かなり主観的な決め方ではありますが、

誰かに与えられた数字で決めたわけではないので、

自分の性格にあった決め方・やり方だと自分自身でしっかり納得できますし

 

ルール厳守することや損切りすることに対しても、それまでよりも心理的抵抗が薄れて、実行しやすくなりました。

 

私が、FXで継続して勝てるかどうかは、『自分に合ったやり方・手法』を見つけて、

それを上達させていくことに尽きると考えるのは、こういった自分の経験から

実感することです。

 

ではでは

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ふぅさんの質問  MT4の使い方(超初級)

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ふぅさんから頂いた質問

どうもありがとうございます☆

 

初歩的ですが、どこかに成行きで発注や決済なさっているとありましたが現値より離れてしまうとか気にしなくてもいいんでしょうか?

それと、経験がないからよく思えるのかもしれないですけど『トレール注文』は利が伸ばせて便利な気がしますがパリスさんは利用なさいますか?

 

私は、エントリーは成り行きで

エントリーしたらすぐ、逆指値注文(ストップ)で▲20pipsだけ入れます。

決済は、値動きを見ながら成り行きです。

逆指値(ストップ)に引っかかる前に怪しいと思ったら、すぐ成り行きで損切りしてます。

 

現値より離れてしまうというのは、スベるって意味ですよね?

例えば、今ドル円が89.90売で表示されててショートしようと注文したら

89.88で約定してた、とかそういうこと。決済のときの例のほうが良かったかな。

こういうスベるっていう意味だとしたら、私はあまり気にしませんね。

 

もともとスベりやすい時間帯(指標発表時の速い乱高下してるような動きのときなど)が苦手で

トレードしていませんし、いきなり動き出したときに飛び乗ったり、飛び降りたりっていうのもしていないので。

ま、思ってたより2~3pipsくらい不利なレートで約定したってこともありますけど、

逆に約定はじかれて再トライしたら有利なレートになってラッキー♪ みたいなこともあるので

私自身は長い目で考えると、トントンかな?って感じますので。

 

 

トレール注文はうまく使いこなせてません><

利小狙いのトレードだと、トレールってうまく使えない気がします・・・

 

50pipsくらい含み益になってから、30pipsは取れる設定でトレールするなら割といけるかも?

な感じはしましたが、でもそれでも100pipsとか取れるのって稀にしかないですね。

40~50pips取れて上々…って感じ。

 

30pips程度の含み益で、20pips取れる設定のトレールは、なんだかイマイチでした。

それならサクッと30pipsで利喰いしといたほうがいい、って感覚がありました。

 

現在は、利を伸ばすことに心理的にほぼこだわらなくなったのもあって、

安全・確実に10~20pipsをサクッと数回取ることが至上命題!みたいな気持ちで

トレードしているので、トレールは全く使ってません^^

 

 

MT4ですが偶然インストールだけはしてあって、ネットで調べてみたんですが違う部分があって分からなくて、文字で説明すると細かくなりますが教えて下さった使い方をするにはどこをチェックするのかだけでも。

設定画面には、「Expert Advisor:Moving Average」、「モデル:Every Tick」になっていて、教えて下さった期間を指定は「日付と時間を使用」をチェックして「送信者と宛先(翻訳が変?)」に好みを入力ですかね。

Visual Modeの列に数値バー、縦2本線の四角やSkip toや日付欄、右端にはOptimization,Open chart,Modify expert などありますが。

 

 

ストラテジーテスターは、MT4上部のメニューから

表示 → Strategy Tester

を選択します。ここまではOKなんですよね?

 100227_MT4_1

 

 

すると画面したのほうにテスターとかいう箱が出てきますよね。それの左側↓

 100227_MT4_2left

私も詳しくないんですけど、何かバックテストしたいプログラムを作成しているのなら

それをMT4に取り込むと Expert Advisor の選択肢に出てくるみたいです。

 

でも、私は単に過去チャートを見たいだけなので、そういう場合は、

デフォルト設定のMACD Sampleのままで大丈夫みたいです。

 

ちなみに、無料のツールで History Train というのがあって

値動きを再生しながら売買記録を取れるツールなんですが、(ただし成り行きのみ)

ネットからダウンロードしてきて、MT4に取り込むと、このExpert Advisorのところに

History Train の選択肢が出てきます。使うときはここをMACD SampleじゃなくてHisotry Trainにしておく。

 

・・でも、私も使おうとしたんですが、インストールする場所が悪いのか何なのか

うまく使えなくてエラーになるので、今は使ってません・・・ 一応情報として^^

 有料で他にも売買記録取れるツール(多分、成り行き以外の指値とかも出来ると思う)はあるらしいです。

(誰かMr.Bさんとか作ってトレコミュでプレゼントしてくれないかな・・・なんて。ただの独り言ですw)

 

通貨ペアには、自分の見たい通貨を選択しておきます。

モデルは Every tick でOKです。

日付と時間を使用 はチェックを入れておく。

 

送信者・宛先 は、確かに翻訳が変ですね。

送信者が 自分がチャートを見たい期間の開始日で、宛先が終了日ですね。

 

Visual Mode にチェックを入れておく。

その右にあるのが再生速度の調節ツマミ(?)で、縦の箱みたいなのをクリックしたまま

右に動かすとスピードUP 左だとスピードDOWNします。

 

そのまた右にあるのが、再生・一時停止ボタンで、 || が一時停止 > が再生 です。

 

Skip to っていうのは、その右にある日付まで一気にチャートが描かれるようです。

私、使ったことないんですけど^^ そういう機能らしいってことで。

 

右側にある 期間 のところは、私は5分足チャートで見たいのでM5=5分にしています。100227_MT4_2right

右端にある Expert Properties 以下4つの機能は何なのかよく知らなくて使ったことないです。

 で、設定完了したら右下のスタートボタンをクリックすると、チャートが出てきて設定期間の動きが再生開始されます。

 

私は最初使ったときに、チャートが出てきて真っ黒い画面に

 Waiting for update

って表示されてたので、大人しく言われたとおりに待っていたんですけど

いつまで経ってもその画面のままで、かすかにイラッとしましたが^^

どうやらヒストリーセンターからレートをダウンロードしてくる作業が必要のようでした。

 

本当にそれが原因かどうかは分かりませんが、ダウンロードしてきたらチャートが再生されたので

そうすればいいのかな?ってレベルの理解ですけども。

 

これは、上部メニューの ツール → History Center  をクリックすると

 100227_MT4_3

ヒストリー・センター という名前の箱が出てくるので

Majors の左のボタン(赤丸のところ)をクリックすると通貨ペアの一覧が出てきます。

100227_MT4_4

その中から適当に時間軸を選択して下の Download ボタンをクリックすると、ダウンロードが始まります。

最初はダウンロードされるまでかなり時間がかかりました。私だけかな?よく分からないけど。

 

他には、チャートの色などを変更したいときは、チャート上で右クリックして プロパティー を選ぶと

設定画面が出てきます。

自分仕様の色やインジに設定変更したものを、以後も使いたい場合は、

チャート上で右クリックして、 定型チャート → 定型として保存 を選択して

適当な名前をつけて保存しておくと便利です。

 

ストラテジーテスター使うときに、いつもこの設定をデフォルトにできないかな・・・と感じるんですけど、

やり方が分からないので、毎回再生終了後に、右クリックして定型チャートから読み込んでいます。

 

私がMT4を使っているレベルはこの程度ですw

それ以外の使い方等についてはネットで検索してみてくださいね。

私には答えられないと思いますので・・・><

 

 

ではでは

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tomさんの質問 お勧め書籍

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tomさんから頂いた質問

どうもありがとうございます☆

 

昼豚さんは、どんなトレード本で勉強したのでしょうか?

何冊か軽く紹介されていますが、ぜひ詳しく教えてください。

ちなみに、焼肉は、牛より豚ですか?

 

 

チャートのパターンの勉強に関しては、

先物市場のテクニカル分析 ですね。

仲居犬さんのお勧め良書に入ってます。

 

 

相場に対する心構えを変えてくれたのは、

脱アマ相場師列伝 ~具体的な売買法と練習上達について~ 林輝太郎 著

です。 この本は昔も今も将来も^^ 私のバイブルですね。

 

それ以外もちょこちょこ読んでいますが、気になった箇所はノートに書き写して

時間のあるときに読み返したりはしていますけど、

私にとって脱アマほどのインパクトを与えてくれた本は他にないです。

 

脱アマは、偶然本屋で見つけてタイトルに惹かれて即買いしたんですけど

最初は何が書いてあるのかさっぱり分からなかったです・・・。

 

ところどころ「へぇ~」とは思ったんですけど、

勝ちたい・稼ぎたいってギラギラしている頃だったので

そこに書いてあることを本当に理解できるだけの素養が当時の私にはありませんでした。

 

とにかく道具立てが必要なのかな?と思って

ドル円とクロス円(ポン円・ユロ円・オージー円・キウイ円)の日足終値のデータで、

手書きの折れ線グラフを書いてみました。2年か3年分くらい書いたような気がします。

 

でも、そのグラフを見ても相場のうねり(波、パターン)が全然見えてこなくてw

役に立たん!って、この本の存在は忘れかけていました。

 

で、FXで負け続けて、本当にもう後がないって状況になったときに

気休めのような感じで読み返してみたんですけれど、

第2話に出てくる先物の仲買店(?)のおじいさんの話に号泣してしまったんです^^

 

おじいさんの話し方は、ゆっとりと、ひとことひとこと、かみしめるようにして話す。

いきり立ってもいない。えらぶってもいない。

ゴミのような相場師志願の男に対しても、全くけいべつもしていない。

あわれんでいるのでもない。

静かに話しかけているだけなのだ。

 

そのときは、脱アマの本に書いてあることが、本当にこのおじいさんのように

自分に静かに話しかけてくる感じで、

私の相場に対する心構えや考え方とかを一変させたんですよね。

 

この本に書かれていることは全部何かしら私の役に立っていますけど、

その中でも一番好きなのは、

第6話 売り上手の粋人物語 に出てくる 銀流しの安さん の言っていることです。

 

この本はFXの売買そのものに関する直接的なテクニックが書かれているわけではなくて、

株と先物の相場師の方の話しか出てこないんですが、

自分がいかに欲に目がくらんでいたのか、なぜ負け続けているのかが

本当によく分かったので、

 

そこから、金儲けにガツガツするんじゃなくて、トレード・スキルを向上させることに集中するようになりました。

 

すぐに勝てるようになったわけではないんですけれど、心構え・発想法が以前とは異なっていて、

 

正しいことを精一杯やり続けていれば結果はついてくるはずだ

 

って考えられるようになっていたので、

苦しい時期はありましたけど、なんとか乗り越えられてきてるかな、と思います。

 

具体的なトレードのテクニックの勉強という意味では、

過去チャートを何度も繰り返して見て、トレンドライン引きまくっていた経験や

自分なりの検証を続けていく中で、徐々に学んでいった感じです。

 

でもそれも脱アマを読んで、自分なりのやり方の基礎固めをしないとって考えられるようになったおかげだし、

検証方法っていうのも、第3話に少しだけ触れられている酒田新値の統計データを見て、

こういうデータを取って調べればいいんだって知ることが出来たからですね。

 

脱アマ以降は、投資関連の本を買わなくなってしまったので、

実は有名なゾーンとかも読んだことないんですよねw

図書館にある本しか読んでなくて^^ マイナーなのしか読んでない気がします。

タートルズも、よく紹介されている水色のじゃなくて、白い表紙の士官学校とかなんとかっていうのしか読んだことないです。

 

投資関連より、スポーツ関連のメンタルコーチング系の本にたまにおもしろそうなのがある・・・かな。

羽生さんの『決断力』は面白かったです。スポーツじゃないけど。

あまりトレードの参考にはならないですかね^^

 

 

焼肉は・・・ 牛ですね。多分。昼寝が好きなので昼豚・・・かな。

ほんとは肉より魚のほうが好きですw

 

 

ではでは

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順張りと逆張り

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前回、

「狙い方」 の順張り・逆張り
「エントリータイミング」 での順張り発想・逆張り発想

について書きましたが、

 

順張り逆張りではどちらが勝ちやすいと思いますか?

 

 

初心者は安易な逆張りをしがち だから負ける
勝つ基本はトレンドフォロー(順張り)だ

 
為替はしっかりしたトレンドがそれほど出ない
だから逆張りのほうが勝ちやすい

 

 

というような話をこれまで聞いたことはあるんですけど、私は、

 

順張りでも逆張りでも、どっちでも勝てることに変わりはない
自分に合ったやり方がどっちなのか、どっちも合ってるのか で決まる

 

と考えています。当然の話ですけども^^

狙い方・エントリータイミング両方ともに、自分に合ってるほうなら勝てるんじゃない?って思います。

 

でも、実際にトレード練習する段階では、個人的な経験からいうと

エントリーのタイミングは、逆張り発想より、順張り発想を先に練習してみるほうが

うまくいきやすいんじゃないかと感じています。
 

上昇トレンドでの順張り押し目ロング狙いのときの、逆張り発想エントリーと順張り発想エントリーを例にすると 

100216_entrytiming

 

逆張り発想エントリーのときは、トレンドラインでの反発・上昇を 期待している状態 での判断
それに対して、

順張り発想エントリーのときは、トレンドラインでの反発・上昇を 確認してから の判断

という違いがあります。

 

私の場合、その後、

思惑通りに動いたとすると、逆張り発想エントリーのほうが若干利益が大きくなったりもするので

「読みが当たった」って有頂天になりがちなんですよね。

 
逆に、思惑が外れて損切りになった場合、逆張り発想エントリーのほうでは

「なぜもう少し待てなかったのか・・・」って後悔してしまうんですね。

 

私は、勝てて有頂天になるのも、負けて後悔したり落ち込むのも、感情の向きが違うっていうだけで、

根本的には同じことだと思っているので、どちらの感情もなるべく排除する方向でトレードの練習をしていました。

 
リバモアの言葉↓

  

相場師が最も警戒しなければならない相手は
自らの感情であり、心理である。

  

期待、あるいは予想してはならない。
相場から糸口、シグナル、ヒントを待ち
それを確認してから行動する。

  

確認した後にだけ行動することが重要で
期待や予想は落とし穴と心得よ。

 

  『世紀の相場師ジェシー・リバモア』より
リチャード・スミッテン著  藤本直 訳

 

 

トレードに慣れて、ある程度スキルが身についてきたんじゃないかな、って思えるレベルになるまでは、リバモアの指摘するように、

 

★確認してから行動する

 

のを徹底すべきだ、と考えたので、最初は順張り発想エントリーで5分足確定まで待つのをルールにしていました。
 

実際にそのほうが、勝っても負けても 「ちゃんとルール通りに行動した結果だから」 という気持ちになって、心理的に損切りも受け入れやすく、淡々とした心境になりやすかったです。

 

淡々とトレードできるようになってくると、落ち着いて判断基準を見ることもできるようになってくるので
そういう段階になってから、臨機応変に、早めの逆張り発想エントリーもやってみるようにしました。

 

ま、でも性格によると思うので、順張り発想エントリーをすべきだってことではないですけども

トレードの練習をするときは、どちらを先にやるのか決めて取り組んで、上達してきたなって思えたら、

もう片方もやってみるほうが安定したスキルアップができるんじゃないかな、と思います。

 
ではでは

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ふぅさんの質問 トレード練習法と検証方法

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ふぅさんより頂いた質問

どうもありがとうございます☆

 

過去チャートというのはそこで見られるますかね。

リアル前とリアルの流れはなんとなく分かりましたが、練習法は例えば10日間のチャートを表示して後半の5日間を隠して前半を見て値動きを予測するとか?

検証というのも、具体的にどうなさっているのか教えて頂けると嬉しいです。

 

過去チャートはMT4のストラテジーテスターという機能を使うのが便利ですよ!

MT=メタトレーダーの略で、MT4は無料のチャート描画ソフトです。

MTだけで検索すると、MovableTypeってブログ作成する別の検索結果が出てくるのでご注意を。

 

私自身は最近MT4を使い始めたばかりなので詳しくはないのですが^^

MT4のストラテジーテスターだと、自分の好きな通貨ペアを選んで、過去の一定期間を選択して再生ボタンを押すと

その期間のチャートを表示してくれます。

 

再生速度を変更できるので、2倍速・3倍速で動き方を見たりデモ代わりに使うこともできますし

速度MAXにしておくと一気に描画していくので、少し待って再生完了後に過去チャートの静止画として見ることもできます。

 

また、標準で入っているテクニカル指標以外にも、ネットで検索すれば大抵のものは入手できるので

それをダウンロードしてインストールすればOKです。

なんて便利な世の中なんでしょうか^^

 

 

私のトレード練習法は、

 

1.過去チャートの静止画の右側を隠して少しずつズラしながら、仮想トレードの練習をする。

2.デモでリアルタイムで練習する。

3.1と2の成績を比較したり心理面での弱点を洗い出して、

  勝つための自分にとっての課題は何か?

  どういう判断基準が必要なのか?

 を考える。

1・2・3をまた繰り返す。

 

という感じですね。

 

1では昔はチャートを印刷してたんですが、インクが想像以上に早く無くなることにびっくりしたのでw

印刷はやめて、パワポに貼り付けて四角のオブジェクトでチャートの右側を隠してズラしてやることにしました。

 

受験勉強に例えると

過去チャートでの仮想トレード = 参考書や過去問題を解くこと

デモトレード = 中間・期末試験や全国模試

リアルトレード = 本番の試験

という感覚です^^

 

仮想トレードとデモの結果を比較してみると、

・今の自分は、リアルタイムで冷静に落ち着いて値動きを見れているのかどうか

・値動きの判断力と、エントリー&決済のトレード実践力がどの程度一致できているのか

が分かってくるので、どっちもやってみたほうがいいと私は思っています。

 

仮想トレードだけだと、自分の実力を過大評価しがちになるし、

デモだけだと、目先の勝ち負けの結果に一喜一憂してしまい、トレード・スキル向上から逸れていくことが多いように思います。

 

 

私の検証方法は、

まず過去チャート1ヶ月分くらいをざっくり見て、そのときのトレード・ルールのアイデアが機能していそうに思えたら、

次に過去チャートをひとつひとつ見て、エントリーポイントを書き込んで、利益と損失のデータを取っていきます。

1年分くらいあれば多分、大丈夫だと思います。

 

その検証データ結果から、勝率・損益率を計算したりして採用するかどうかを決定したり

成績改善するにはどうするか、裁量の部分を考えていきます。

→過去の参考記事:こうさんの質問

 

採用したら、上記のトレード練習に入ります。

私は裁量トレード志向なので、検証方法もなんていうかアナログな手作業バリバリです。

でもシステムトレード志向であれば、他の効率的なやり方がありますので、私のやり方は一例として考えてくださいね。

 

 

ではでは

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Don’t take it personal.

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私、漫画大好きなんですけども^^ 好きな漫画のひとつに「ナニワ金融道」があります。

あるとき本屋で「ナニワ英語道」なる本を発見し、挿絵にナニワ金融道のシーンが使われていておもしろそうだから即購入しました。

確かその本で覚えたフレーズが

 

Don’t take it personal. (personally だったかも)

 

直訳すると、個人的に受け取らないでってことなんですが、

 

個人攻撃してるわけじゃないよ

客観的事実を述べてるだけで、あなたがどうこう言ってるわけじゃないの

あんまり深く考えないでね。気にしないでね。

 

というような意味、「感情的に捉えないでほしい」というニュアンスで私は解釈しています。

 

いつかどこかでこのフレーズをさらっと言えたらカッコええなぁ~ と思って覚えていたんですけど、

ま、英語しゃべれないし、使用する機会はなかったわけですがw

 

トレードの練習をしていて、ハタとこのフレーズが頭をよぎったんですよね。

 

過去チャートやデモで練習しているときって、どうしても

勝ったか負けたか 利益獲得できたのか損失出してしまったか

って気にしちゃいますよね。

 

でも、目先の勝ち負けに一喜一憂していても、トレード・スキルは向上しないです。

 

勝ち負けは単なる結果にすぎない。

 

なぜ勝てたか・負けたか?

どう勝ったか・負けたか?

 

の部分を掘り下げて、

自分に必要な判断基準を明確にしていくことや、

自分の心理・行動パターンを把握して、勝つためにはどういう対処をすべきかを明確にしていくことが

トレードの練習・訓練をする目的だと思います。

 

勝ち負けっていうのは、

その練習・訓練すべき内容=自分にとっての課題は何か? を把握するための指針・道標でしかない。

 

なのに、勝ち負けの結果を感情的に捉えてしまうと、トレード・スキルを向上することから道がそれてしまい

自分は何をやってもダメなんだろうか・・・

みたいな、変な自己嫌悪に陥って悪循環にハマってしまうと思うんですね。

 

こういうときに、あの

Don’t take it personal.

が役に立つ(!?)んですよ!

 

勝ち負けの結果は、感情的に捉えたりするものでも、自分の才能・人格を否定したり肯定したりするような類のものではない。

安定して勝つスキルを身につけるために、次に自分は何をしたらいいのか?のヒントを与えてくれるものです。

 

連敗続きで意気消沈してたり、逆に勝ち続けて天狗になりそうなとき

そういうときは、 Don’t take it personal. の精神を持つと自分を冷静に客観的に見られるようになるかも、と思います^^

 

 ちなみに私はこのフレーズを略して ドンピ と呼んでいます。

ドン・キホーテ略してドンキ と同じイントネーションでw

 

ではでは

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mimiさんの質問 移動平均線の使い方

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mimiさんより頂いた質問

どうもありがとうございます☆

 

押し目、戻り売りの練習をしているのですが、

エントリーの判断基準を、まだ確立できずにおります。

前提条件として、20EMAの上にあるときは買い、

下であれば売りというふうにしています。

昼豚さんは、5MAをどのように活用されているのでしょうか?

20MAとの位置関係などを見てらっしゃるのでしょうか?

 

先日のジョーさんの質問で出したチャート例なんですが、

私はユーロ円はトレードしてなくて、5MA、20MAを使っているわけでもないんです。

なので、あのチャートを見て普段トレードしているわけではないのは先にお断りしておきますね。

 

でも、移動平均線は普段のトレードで使っています。具体的な設定値は企業秘密なのでご了承ください^^

 

質問に関してですが、現在 mimiさんは20EMAのみでトレードされてらっしゃるのでしょうか。

 

抽象化して考えると、トレンドの押し目・戻りを狙うのは、前回の記事の図のようなポイントでエントリーすることになるわけですが、

図のトレンドライン=青い線を20EMAと考えるのはOKだと思います。

 

でも、もし、単に20EMAより上か下かだけでロング・ショートの判断をしているのであれば判断しづらい状況があるんじゃないかと思います。

 

私は複数の移動平均線を表示させてトレードしていますが、移動平均線で見ているのは、それぞれの傾きや位置関係です。

 

ゴールデン・クロス(以下GC)やデッド・クロス(以下DC)も判断基準のひとつではありますが、GC・DCを見てエントリーするわけではないです。

GCは、設定値が小さいMAが大きいMAを上に抜けていくこと:上げ優勢の判断基準のひとつ

DCは、設定値が小さいMAが大きいMAを下に抜けていくこと:下げ優勢の判断基準のひとつ

 

移動平均線は設定値が小さい、この前の例だと20MAより5MAのほうが、値動きに敏感に反応しますよね。

そのため、設定値が小さいほうが早い判断するのに使えるというメリットはありますが、

設定値が小さすぎると値動きの傾向=トレンドを把握するのには使えない、というデメリットがあります。

 

なので、複数表示させて、段階的に値動きの傾向を見るのに使っています。

 

押し目・戻りを狙うというのは、前提として「トレンドが発生している」のが条件になりますよね。

私はトレンドが発生しているかどうかは、ある程度の設定値の移動平均線の傾きを見て判断しています。

 

押し目・戻りはトレンド開始するあたりを狙うわけではなく、トレンド開始をじっくり待ってからエントリーすることになるので

20MAのような設定値でOKなんですが(通貨ペアにもよります)、決済・手仕舞いの判断は早くしたいので、

20MAの傾きが水平になったり反転したときでは遅すぎてしまうんですよね。

 

ですから、設定値の小さい移動平均線の傾きも同時に見ているわけです。

 

また、ローソク足が移動平均線の上か下かを見るというのは、移動平均線をサポートやレジスタンスと

して使っているということなので、複数の移動平均線をそれぞれサポート・レジスタンスとして考えつつ、

2本の間をサポート・ゾーン、レジスタンス・ゾーンのように見ているともいえます。

 

例えば、上昇トレンドだったのが値動きが停滞して少し下げてきた。

5MA・10MA・20MAを表示させていたとして、トレンド反転して下げになるのかどうかは、

5MA → 10MA → 20MA を下抜けしていくのかどうかを段階的に見て判断していて、

 

5MAを下抜けしてきたら、5MAと10MAの間での動き方や勢いを見て、

10MAを下抜けしてきたら5MA下抜けのときよりは黄色信号出た!って感じで、次は10・20MAの間での動き方・勢いを見て・・・

という風に、 5MA=ファール 10MA=イエローカード 20MA=レッドカード みたいな感じで使っています^^

 ※5・10・20MAというのは単なる一例です。

 

ではでは

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この記事を書いた人

パリス昼豚(パリスヒルトン)

皆様はじめまして! コラムを書かせて頂くことになったパリス昼豚(ひるとん)と申します。 ふざけた名前ですみませんw 負けて当然じゃん!と言われることは、ほぼ全て経験していると思います^^ そんな状態から、本当に自分に合ったトレードとは?と試行錯誤した結果、損小利小のスタイルを確立して、徐々にプラスにできるようになってきました。 このコラムでは、負け続けていた状態から私がどうやってサバイブしてきたのかを書いていこうと思っています。