こうさんの質問


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

パリス昼豚のトレード手法・考え方をまとめた「5万円FX」の詳細はこちら

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

こうさんより頂いた質問

どうもありがとうございます☆

 

昼豚さんのトレードでは、損切りは設定したストップまで待たず臨機応変に行なっておられるようですが、リミットに関してはどうされているのですか。

 

私はユーロドルとドル円でトレードしているのですが、ユーロドルの場合は1回のトレードで

リミット:ストップ=15pips:20pips

を基本に考えています。OCO注文入れてるわけじゃないですよ!

ちなみに1日の目標は20~30pipsで、ユーロドル15pipsを1日2回取れればOKと考えています。

 

損切りは以前書いたように、エントリー後にストップ(逆指値注文)を▲20pipsに入れておきますが、

それは損切り上限というだけで、値動きを見て「これは伸びないな…」と判断したら成り行きで損切りしちゃいます。

 

リミットの注文は入れずに、利食いはすべて成り行きです。

15pips確保できれば第一目標クリアという感じで、動きが鈍いときや停滞したときなどはサクッと利食いしてしまいますが、

もし利が伸びそう(高値・安値更新して勢いがついてきたとき、節目のレートを超えて勢いがついてきたとき等)と判断できるときは、15pips以上で利食いします。

 

1回に15pipsを目安にしたのは、私の検証方法と自分の心理&行動パターンが理由です。

 

私の検証方法は、かなりアナログな手作業バリバリなんですが^^

下のような感じの表を作って、自分の手法・ルールでエントリーしたらどのくらいのpips取れそうかを過去チャートで見ていったんですね。

 検証の表

 

で、勝ちトレードは10pips以上取れるところ、右の水色3つの列のところです。

ここを過去チャートで精査していくと、1回の勝ちトレードでは最低15pipsは取れると考えました。

大きく動くところ(30pips以上取れる動き)では、例えば下のようなチャートだったとすると

※クリックで拡大します。

eurusd_15pips_meyasu

私がエントリーを考えるのは青の矢印のところです。

で、エントリー後に青い丸で囲ってあるところで少し動きが停滞していますよね。

 

後からチャートを見てみると上昇途中の押し目に過ぎないんですが、それが分かるのって後になってみて=結果的に、ですよね。

 

実際にトレードしていたり、デモでこういう動きのときに私がどういう心理状態になるかというと

青い丸のところでは、利食いしとくべきかどうか迷ってドキドキしちゃうんですよね^^

 

迷いが生じることは極力排除しないと、冷静に淡々とトレードできなくなってしまうので

こういう青丸のときに、

・私はどうしたほうが安定してトレードできるのか?

・私の心理状態にとってはどういう行動を取ることが適切なのか?

と考えてみると、

 

サクッと利食いしたほうがいい。

そこからまた利が伸びる方向に動いたとしても

「取り逃がした…」なんてことは考えずに、再度エントリーしていったほうが精神衛生上、好結果につながる。

 

と判断しました。

 

サクッと利食いした場合というのは、両端が矢印になっているところなんですが、ここを過去チャートで見ていくと大体20pips前後だったんですね。

20~30pips取れる動きのときは、上記のチャートの青丸のところで反転しちゃう感じで、10~20pips取れる動きもそれと似てますが、もっと値幅が小さくて動きが鈍い感じですね。

 

なので、検証結果の勝ちトレードになるところでは、基本的に1回で15pipsは取れると考えるのが妥当と判断して、リミットは15pipsを目安にしました。

 

それ以上取れるはずの大きい動きのときは、

・最低15pipsは確実に取っておく

・それ以上のpipsが取れるかどうかは値動きを見て、再度エントリーすればいい

というやり方でいくことにしました。

 

これは、私の性格にとってベストは何か?って考えて出した結論なので、

早食いしたほうがいいよって意味ではないので注意してくださいね!!

 

また、損切りの判断も、検証結果から、

負けトレードは▲20pips~10pipsの範囲になるはず

と分かっているので、できるだけ▲20pipsまでいかずに負けを小さくしようと考えて

負けトレードになるチャートの形や値動きの勢いなど何度も見て、デモでリアルタイムで負けになりそうかどうかを早めに判断できるように練習しました。

 

ということで、検証結果と自分の心理&行動パターンをすり合わせて、利食いと損切りを臨機応変に対応できるような練習をした結果、現在のトレードに落ち着いたって感じです^^

 

ではでは

皆さん良いお年を!!

来年もどうぞよろしくお願いいたします☆

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

パリス昼豚のトレード手法・考え方をまとめた「5万円FX」の詳細はこちら

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

ランキングに参加しています。応援よろしくお願いします☆
にほんブログ村 為替ブログ FX デイトレ派へ
にほんブログ村


The following two tabs change content below.
パリス昼豚(パリスヒルトン)

パリス昼豚(パリスヒルトン)

皆様はじめまして! コラムを書かせて頂くことになったパリス昼豚(ひるとん)と申します。 ふざけた名前ですみませんw 負けて当然じゃん!と言われることは、ほぼ全て経験していると思います^^ そんな状態から、本当に自分に合ったトレードとは?と試行錯誤した結果、損小利小のスタイルを確立して、徐々にプラスにできるようになってきました。 このコラムでは、負け続けていた状態から私がどうやってサバイブしてきたのかを書いていこうと思っています。
パリス昼豚(パリスヒルトン)

最新記事 by パリス昼豚(パリスヒルトン) (全て見る)

Comment

  1. こう より:

    明けましておめでとうございます。

    早速のご回答ありがとうございます。
    リミットの値幅の決定方法、大変参考になりました。
    私の場合、ただ漠然と、リミット20pips、ストップ20pips+スプレッドとしていたので、これが適切かどうか、検証してみたいと思います。

    再度の質問で申し訳ないのですが、第一目標の15pipsに届く前にレートが停滞して気持ちに「迷い」が出始めると、利食いするのですか。
    私の場合、損小利大なら安易な決済はせず利を伸ばす努力をしなければいけないのだろうなと思う場面でも、損小利小であるが故に、すこしでも負けトレードを減らすため、また、あと4、5pipsのために結局損切りになるかもしれないリスクを取る必要があるのか、と考えてしまい、リミット達成前でも、ちょっとヤバイかな、と感じたら利食いしてしまいます。そして、これらの考えが正しいのか、といつも迷っています。もしかして、早めの利食いを正当化するための言い訳にしているんじゃないかな、メンタル的に、安定するような、楽になるような方向に向かうと、プロスペクト理論の言う、負けの方向に向かうのではないかな、とか。。。。
    そしてさらに、この早めの利食いの判断が100%裁量であることも気になっています。同じ場面に遭遇しても、その時の勝ち具合、負け具合によって同じ結果になるか、自信がありません。同じ結果にならないと、その考え・手法が使えるものなのか否かの判断がつかないようにも思いますし、逆に、同じ結果になるように裁量を磨くべきか、とも思ってしまいます。

    新年早々、悩み相談のようになってしまい申し訳ありません^^ 
    私自身、このあたりの事が、いつも雲につつまれたようにモヤモヤした状態なので、スッキリしたトレードが出来ていません。結局最後は、自分自身で解決しなければいけない問題ですが、何か、ご教授頂ければ幸いです。
    よろしくお願いします。

    (乱文、失礼致しました^^)

  2. リボちゃん より:

    5分のチャートの過去の分はあまり残っていないのですが。
    検証してみるとストップ、リミット共に15pipsにやってみると
    確かにかなりの確立で勝ちますね。
    目からウロコ。
    ビックリしました、こんな事があるんですね。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

こちらの記事もどうぞ