スキャルピング
FXは、株やオプション取引きとは違って、
何時~何時まで、あるいは何月何日~何月何日までといった、
取引期間の取り決めやルールはありません。
それを決めるのは自分ですから、自分のライフスタイルに合わせて、
トレードスタイルを確立していく必要があります。
トレードスタイルを決める上でポイントになるのは、
自分のトレードできる時間帯、トレードにかけられる資金、
相場の知識レベルなどで、どのようなトレードが可能かを判断する必要があります。
ある程度、自分のトレード方法を定めることによって、
そのトレード方法に最適なFX会社を絞ることも出来ます。
FXのトレード方法を大きく分けると、
数秒から1日という短期的な為替変動の差を狙う短期売買と、
数日から数年という為替変動の差を狙う中・長期売買に分かれます。
長期派は、スワップ金利を得るポジションを持つことが多いのですが、
この場合、為替差益以外にも、金利の利益も大きくなってきます。
今回は、短期トレードスタイルの1つ「スキャルピング」を説明しますね!
スキャルピング
スキャルピングの言葉の意味は、アメリカインディアンが行っていた
”頭の皮を薄く剥ぐ” という意味で、スカル(頭蓋骨)からきた言葉です。
市場から薄い利益を剥ぎ取ることをイメージしたものです。
相場は一定期間一定方向に動く習性があります。
「一定方向に動く最小の時間単位で利益を薄く確実にもぎ取ろう」
というのがスキャルピングです。
実際には、数秒~数分間の取引となり、デイトレードを最小化したものといって良いでしょう。
遠い未来は予測しづらいけど、近い未来なら予測できるかも!ということですね。
メリット① 1回のトレードにおけるリスクが小さい
スキャルピングトレードでは、求める利益は小さいために、
ポジションを保有している時間も非常に短いのです。
つまり、自分の資産を相場にさらしている時間が非常に短いということ。
ですから、相場のアクシデントなどによって大きな損失を発生させる確率は
非常に低いといえるでしょう。
メリット②相場があまり動かないときでも稼げる
相場があまり動かなくなると、為替差益を得ることが難しくなります。
しかし、動かないといっても、まったく動かないということはあまりありません。
スキャルピングトレードでは、利益として求める幅も小さいわけですから、
あまり動かないときであっても、小さな差益を積み重ねることによって、
利益を得ることができます。
メリット③短期決戦で安眠♪
短時間勝負になるため、日をまたいだ持ち越しがありません。
スイングトレードはもちろんですが、デイトレードの場合でも
最悪ポジションを持ったまま日にちをまたぐ時があります。
そんな時って、為替レートが気になってなかなか夜も眠れないですよね。。
夜だけではなく、仕事やデート中も気になって気になって仕方ありません。
スキャルピングトレードですと、短期決戦なので、オンとオフを明確にできます!
デメリット①コツコツドカ~ン!
トレード回数が多くなるので、損切りを徹底しないと
毎回コツコツ積み重ねてきた利益を、最悪1回のトレードで吹き飛ばしてしまう可能性があります。
そのため、スキャルピングトレードでは、よりシビアなリスク管理が求められます。
デメリット②スプレッド負けする可能性も。。
利幅も損切り幅も小さいために、スプレッドが大きくなると
利益を出すことが難しくなってくるわけです。
スキャルピングではとにかく売買回数が多くなるので、
スプレッドが極力低いFX会社に口座を開いて行う必要があります。
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デメリット③ドン臭い人要注意(苦笑)
スキャルピングは短時間勝負のため、素早いパソコン操作が要求されます。
そのため、操作ミスによって思わぬ損失を招く恐れがありますので注意が必要です。
はい。。私には向いてません(笑)
スキャルピングトレードに向いてる人
一瞬で判断ができる人!!!
限られた時間しかチャートを見ることができない、サラリーマン、
OL、主婦の方でも、短時間集中でトレードできるスタイルです。
ただ、スキャルピングでは損切りが大事になってきます。
躊躇なくロスカットができるなら、オススメのトレードスタイルです。
「世紀の相場師、ジェシー・リバモア」も、初期の頃はスキャルピングでした。
チャンスと信じられる時まで静かに待つこと、そして機会が訪れたら、反応する。
間違ったらそこから多くのことを学び、そして改める。
名言ですね!
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miki(ミキ)
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