ボラ低下? 裁量とは 後編


ボラ低下? 裁量とは 前編 の続きです。

 

最近のユーロドルはボラが少ないですが、パリスさんはどう対処されてますか?

手法やリミットストップ幅を調整してみたり、

通貨を変えたりすることはありますか?

通用しなくなってきたなとか、チューニングが必要だと感じることはありますか?

 

 

ボラ低下? 裁量とは 前編 では

最近のユーロドルはボラが少ないですが、

について、

私はそれほどボラが低下しているとは感じてません。

利小狙いのトレードスタイルなので、それほど大きく・激しく動く必要ないし。

ということを書きました。

今回は質問の後半部分について。

 

 

手法やリミットストップ幅を調整してみたり、

通貨を変えたりすることはありますか?

通用しなくなってきたなとか、チューニングが必要だと感じることはありますか?

 

 

この「手法が通用しなくなる」というの、たまに聞かれるんですけど

これはどういう意味なのか??

正直、私は聞かれるたびに違和感を感じてるんですよね・・・。

 

例えば、本当にユーロが崩壊して通貨自体が消滅したとか

少し前のユロスイみたいな、これ固定相場?のような動かなさにユロドルもなれば、

5万円FXの手法はもう通用しない

当然そうなりますよね。

 

でも、私の5万円FXのやり方って

1日20~30p取ればOK

それを数回のスキャルで抜く

だけです。

 

もし仮に、1日1回エントリーで100p狙っていく、とかなら

なかなか条件が厳しいですし、

通用しづらくなる状況は多く発生するだろうなと思いますけど

それに比べたら、5万円FXのやり方の通用しづらい状況なんて

はるかに少ない・・・ほぼ無いくらいじゃない?と思います。

 

こういう通用しづらい状況が発生しやすいかどうかは、

自分のトレード・スタイル、やり方を検証して決める段階で予測可能ですし、

予測可能なんだから、

それに対する代替策を事前に用意しておくことだってできるはずですよね。

 

また、「チューニングが必要」かどうかみたいなことも

たまに聞かれるんですけど、

これもイマイチ意味が分からないんですよね・・・。

 

というのは、私がやっているのは「裁量トレード」ですから

基本・土台になるやり方、ルールはもちろんありますけれど

実際にトレードをやるときは固定的なものではなく、

状況・場面に応じて柔軟に判断(=裁量)していく必要があります。

 

値動きの勢いを見る、とか、嗅覚が~等と表現しているのがそれです。

 

なので、日々、目の前の値動きをしっかり観察して、それに合わせていく

=チューニングしながらトレードしている

それが「裁量トレード」というものではないのでしょうか?

と私は考えているので、

 

え?チューニングは毎日必要ですけど・・・??

 

と感じるんですよね。

チューニングという言葉の定義が異なっているんでしょうか?

 

裁量トレードと

システムトレード(EA、自動売買など)をごちゃ混ぜにしているのか

まさか、

システムトレードを手動でやること=裁量トレードだと考えている・・・?

そんなわけはないですよね。

 

 

 

私は裁量トレードの訓練のステップとしては、

 

最初に、ルールに従って淡々とトレードできる

ルール通りにトレードするのが当たり前の状態にする

 

次に、ルールは基礎・土台としてあるけれども

目の前の値動きに対して柔軟に判断していけるように

デモをやって検証して~を繰り返す

 

柔軟性がある程度身についたら

リアルトレード開始して、もっと上達できるように

日々検証して~を続ける

 

と考えていますが、

この最初の段階のところ、ルール通りにトレード出来るかどうかが、

まだあやふやなのにリアルトレードを始めて、勝てない勝てない言う人多いですよね。

 

もし、そういう状態だとしたら、

チューニングが必要か?とか、手法が通用しなくなるのでは?とか

考えちゃう(聞いちゃう)だろうな、とは想像できますけど・・・。

 

それはつまるところ、

トレード・スキル向上に目が向いていなくて勝ち負けしか見ていない、

そのため検証の量・質ともに圧倒的に不足している

のが問題だと私は思います。

 

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パリス昼豚(パリスヒルトン)

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皆様はじめまして! コラムを書かせて頂くことになったパリス昼豚(ひるとん)と申します。 ふざけた名前ですみませんw 負けて当然じゃん!と言われることは、ほぼ全て経験していると思います^^ そんな状態から、本当に自分に合ったトレードとは?と試行錯誤した結果、損小利小のスタイルを確立して、徐々にプラスにできるようになってきました。 このコラムでは、負け続けていた状態から私がどうやってサバイブしてきたのかを書いていこうと思っています。
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