メシマズ嫁から学んだ
最近、ネットで知ったメシマズ嫁。知ってます?
既婚者の男性が、嫁さんの作るメシがいかにマズいかを語り合ってるらしいんですが、
まとめサイトとかで爆笑しながら読んでみました。・・・が、途中であまりに気持ち悪くなってきて、
段々と笑えない(ワロエナイ…)状態になりました。
オリーブオイル or 酢 or ヨーグルト or メープルシロップなどを何にでもかけるとか・・・なぜなの?
お米を洗剤で洗った人は昔聞いたことがあって仰天したけど、オロナミンCとかアクエリアスとかで米を炊くのはなぜ?
鮭が半生の生臭いクリーム煮で旦那さんと子供が寄生虫にあたったとか、なんでそうなる?
ハツカ揚げって・・・ハツカ大根の揚げ物かなぁ?なんて思いながら読み進めた私がバカだった。
隠し味が隠れない。 ←いや、意味がちょっと分からない
目分量がすげぇ量。 ←味見したら分かるでしょうに
火加減がいい加減。 ←常識的に、何回か作れば適度な加減は分かるはずじゃ??
いや、もう、なんで?なんで?なんで?なぜそうなるの??と頭をグルグルしてました。
私は家事の中で一番料理が好きじゃないので(台所が汚れるから)えらそうなことは言えませんが、
それでも料理するときはレシピ本の通りに作ったり、常識の範囲内でのやり方で作れば
普通の味のご飯(フツメシと呼ぶそうです)になりますけど・・・なぜ?
それがなぜか分かったんです。虚栄心の問題なんだと。
↓↓↓(いろんなサイトから引用してきて元がどこだったか失念)↓↓↓
何にでもオリーブオイルをかける嫁にやめるように言っても、
それが「自分のカラー」だから捨てたくないんだとさ
他人の作った料理に対して、
あの人の料理は自分のカラーができてないから、まだ未熟ね、フフフ
味覚崩壊料理の原因は、なんとなくで思いつきの隠し味追加とか、我流の味付けや食材の組み合わせのようです
料理が下手な人間は妙な工夫をする
レシピ通りに作ればいいだけなのにね
料理の上手い人は、なにをどれぐらい入れればどうなるか、なにが足りないか、を感覚的に分かる人。
下手な人は、思いつきで調味料をブチ込んで味見をしない。
苦手だと自覚してる→レシピどおり作る
得意だと錯覚してる→レシピは参考程度で作る
「レシピ通りにつくるだけなんて愛が足りない 」と言う
下手な奴って大抵初めて作るものに変な自己流アレンジ加えちゃう
学ぶ姿勢
間違いを認める謙虚さ
ミスを修正する勤勉さ
これらが欠けていては上達は絶望的なんだよな
つまり、
レシピ通りに作ったこともないのに、いきなり自己流アレンジを加えて、自分のオリジナル料理を作ろうとしていた!
それも味見をせずに、その場の思いつきで、誰もやったことないような調味料やハーブを加える!
=基礎もなってないのに、自分だけのオリジナルスタイルにこだわって、訳分からんことをやらかしている
で、何が言いたいかと言うと、
これね、そっくりそのままトレードが上達しない人に当てはまるんですよ。
トレードについての相談メールを受けていて感じていたことなのですが、
最初は相談するような感じでメールを送ってくるんだけど、こっちの言うことはほとんど聞いてないって言うかスルーされて、
挙句に、自分はこういうテクニカルを表示してこういう感じでやってるんです!と
チャートを添付で送ってきて、どうですか?と聞いてくる人がチラホラいるんですよね。
こういう感じでトレードしてるんですが、こういうところでつまずいてて~みたいな話じゃなくて、
単にドヤァな感じで、えーと何を伝えたいの・・・かな?と思うような人がいるんですよ。
で、正直に、私はこのチャートに表示されているテクニカルは使ってませんので、この手法が有効かどうかは分かりません。
バックテストしてみた結果はどうでしたか?と返信すると、そのまま音信不通に・・・。
たくさんテクニカルを表示しているので、これはどういう風に使ってますか?これは?と返信してみると、
いまいち不明瞭な返事しか返ってこずに、なんとなく音信不通に・・・。
今まで、あれって何だったんだろうなぁ・・・??とモヤモヤしてたんですが、
なぜメシマズ嫁はマズメシを作り続けるのか?が分かったときに、
あぁ!あれも同じ心理だったわけね!と理解できたんです^^
トレードでも、基本的なことや基礎になることをしっかり勉強したり検証したりせずに、
最初から自分だけのオリジナルスタイルにこだわってるだけだったのかと。
それってトレードの目的が、勝つ・勝ち続ける=稼ぐことではなく、自分の虚栄心を満たすことになっちゃってませんか?
まぁ、自分だけのオリジナルスタイルが完成すれば、イコール稼げてるはずだよね。と思ってるのかもしれませんが・・・
料理と同じで、トレードで勝つのも奇をてらったりせずに、当たり前のこと・普通のことを、普通に淡々と毎日毎日やり続けるだけなんですよ。
といっても、漠然とやるだけじゃなくて検証作業はきちんとやる必要がありますよ。
メシマズ嫁さんたちは、オリジナルスタイルにこだわる割には、その場の思いつきで調味料を足してるだけですよね。
今日のマズメシを明日も再現してみて、と言われたら多分、出来ませんよね。
なぜなら、食材や調味料の分量、火加減、加熱時間もろもろの記録を取ってないから。
そういう記録を取ってもないし、味見もしてないし、旦那さんが食べたときの様子をきちんと観察して記録することもしてなくて、
すべて適当にやっている。
適当にやってて、ある日突然、皆がうなるような一品が出来るわけない。
仮に出来たとしても、偶然その日はウマメシだっただけで、再現できなければオリジナルの一品とは言えない。
トレードでも同じなんですよ。上達しない人って本当に検証作業をやってないんですよね。
トレード中の心理状態を記録(メモ)したりもしてないし。やってたとしても数週間とかだけで、すぐに止めちゃってて、
勝ったか負けたかしか考えなくなってる。
地道に記録を取ることを継続して、見返して分析して、課題設定して取り組んで~~という検証作業を、
淡々と毎日毎日繰り返していくことで、やっとこさ基礎が出来てくるんですよ。
検証作業を怠って一足飛びに勝てるトレーダーになれるわけないのに、なぜ足場固めをせずにそこを狙おうとするのか?と常々不思議だったんですが、
それも、メシマズ話で理解できたように思います。
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