勝率を上げる簡単なコツその2
前回の続きです。
1. トレードする時間帯
私の場合、
ブレイクアウトしてからのトレンドフォローを基準にトレードを組み立てることが多いのですが、
その際、一時的なブレでブレイクアウトしたかに見えて、
結局またレンジ内に戻ってしまうというリスクもあります。
そのリスクが高いのが、
● 13時、14時、15時といった区切りのいい時間帯の前後
● 指標発表前後
● フィキシングの時間帯の前後
● 各国市場のオープン時間前後
みなさんが注目する指標発表前後は、
意識的にポジションをスクエアにしてトレードに臨むようですが、
意外と、フィキシングの時間帯や、
区切りのいい時間帯というのは意識していない方が多いようです。
私は、たとえエントリーサインが出たとしても、
流れががらっと変わりそうなそれらの時間帯では、
なるべくエントリーを避ける、もしくは、一旦ポジションをクローズすることが多いです。
これを意識するだけでも、1日に発生するエントリーサインの中の、
半分ほどのだましは回避することができます。
ちなみに、この時間帯ブレを逆に利用してトレードすることもあります。
それがブログで実践検証している五十日トレードです。
2. 長い時間軸でのトレンドフォロー
一番簡単な方法としては、5分足でのエントリーサインで売買する方法だとしても、
それよりも長めの時間足を見て、
同じトレンドの向きの場合だけエントリーする。
逆行したエントリーサインは回避する。
これをやることによって、さらにトレードチャンスは精査され、
優位性の高いエントリーサインを抽出することができます。
もう一つ。例えば、5分足では上昇トレンドが続いていたとします。
しかし、1時間足、日足をみると、下落トレンドだった場合、どうでしょうか。
この場合、注目したいのが、以下です。
● 大底からの反転かどうか
● トレンドの調整反転かどうか
直近にサポートがあるとわかりやすいですね。
例えば、1時間足や日足での大きなサポート付近に到達してからの反転で、
5分足の上昇トレンドが続いた場合は、大底からの反転とみなし、
その上昇トレンドに乗ったほうが勝ちやすそうです。
一方、1時間足、日足でのサポートにはまだ到達していない。
でも、5分足では上昇トレンドになっている。
そのような場合は、まだ一段下げの可能性があるとみなし、
エントリーサインは回避したほうが無難です。
3. 乗れなかったら諦める
簡単なようで一番むずかしいのがこれです。
1日の中で、大きく動くチャンスに乗り遅れたり、
たくさんトレードをしないと、どうしても損した気分になりますよね。
でも、トレード回数が多いから勝てる。というものでもありません。
むしろ、数あるエントリーチャンスの中で、
いかにトレードを回避できたか。
ベストタイミングをものにできたか。
そこの喜びを見出すことができれば、勝率は上がります。
トレードしなければ負けないんですから。
無駄な脂肪はそぎ落とし、極上部位だけ食べる、
そんな贅沢なトレードができたら、いいと思いませんか?
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-レジスタンスラインとサポートライン
-トレンドラインの引き方
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第3章 テクニカル指標の理解
●移動平均線
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Sarah(サラ)
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