アメリカ人と機関銃


6月12日未明、フロリダ州オーランド市で銃乱射事件が起こりました。

市内のゲイナイトクラブで男が銃を乱射、結果、容疑者を含む50人が死亡し、53人が負傷、米国の犯罪史上最悪の結果となりました。

 

事件があった翌日早朝、私は、義理母に「大変!銃乱射で50人亡くなったってニュースになってる。」と起こされ、終日ニュースで現地の様子をうかがっていました。同じ州内での事件ということもあり、決して他人事ではなかったのです。

オーランド市には、ウォルト・ディズニーワールドがあり、全米屈指の観光都市として知られています。

NYやLA、同州内の大都市マイアミならまだしも、なぜオーランド?

政治経済の重要都市でもない、ただの観光都市なのに!?!?と、当初テロ行為と決めつけていた私たちは、疑問だらけでした。

 

この事件をきっかけに、米国が抱える3つの大きな問題に直面しました。

  • LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)差別
  • テロリズムの脅威
  • 銃社会

 

LGBT差別、テロリズムの脅威は、日本でも考えなければならない深刻な社会問題の1つですが、銃問題に関しては、米国特有のもの。

米国には約2.7億の拳銃があり、3.1億人の総人口から計算すると、約9割の国民が銃を持っていることになります。

2015年には死傷者を出す殺人事件が330件。ほぼ毎日発生しています。

(Gun Violence Archiveより)

 なぜこれほどまでに深刻な事件を起こす銃がなくならないのか、日本人の私には到底理解できません。要因には以下が挙げられます。

  • 一般市民が銃を所持することは、アメリカ合衆国憲法修正条項第2条に定められた「武器を所持して携帯する権利」を根拠に合法であるとされている。
  • 狩猟生活時代の伝統、文化を大事にしている
  • 銃は米国の独立の象徴である
  • 銃売上年間100億ドル規模の巨大産業である
  • 全米ライフル協会(NRA)という市民団体の圧力、議会での影響力が強い

 

議会では、銃事件が起きるたびに銃規制法案が提出されるようですが、毎回見送り。規制といっても、銃を所持する人の身元確認を厳格にするとかその程度。全面禁止という発想はないようです。

 

 

 

義理母に、「アメリカ人ってみんな銃持ってるって記事で読んだんだけど、大げさだよね。」と話すと、こう答えました。

義理母:「ウチにもあるわよ。猟に使うライフルだけど。昔はウチにもっと沢山あって、007のジェームズ・ボンドと同じガンも持ってたよ。女性でも撃てる可愛いやつね。 銃は絶対子供達にみつからないように、バスルームの天井の裏に隠すの。」

 

そういいながら、義理母は、クローゼットの奥から服に紛れたライフルを取り出し、慣れた手つきで構えながら、ターゲットに命中する方法を私に教えてくれました。私もライフルを持ってみましたが、ずっしり重くて両手でも抱えきれない程でした。飼い犬のゾーイは、怖がって、私の足元でギャンギャン泣く始末。

 20160627092341

サラ:ウチの中に武器があるのって怖くないの?

義理母:ん〜。でも、武器なしで誰かが侵入してきた時のほうがもっと怖いでしょ。昔、若かった頃、自宅に盗みに入られたの。それがきっかけで銃を買ったんだけど、アメリカでは、みんな銃に慣れちゃってるから、怖いとかそんなこと考えたこともないわ。

サラ:でももし、彼氏や旦那さんと喧嘩した時にキレて撃ってきたらどうするの?自分がもし理性を失って撃つ側になるかもしれないし。

義理母:元旦那には銃口向けられたことがあったわね。それでも、ないよりあったほうがまし。

サラ:それって、ママの世代の考え?リパブリカン(共和党)だから?若い世代もみんなそう思ってるのかな。

義理母:アメリカ人の典型的なマインドなのよ。でも、最近はもっと銃反対派も増えてきてるんじゃないかしら。

 

正直驚きました。自宅に銃があることも知りませんでしたし、アメリカ人にとって(少なくとも義理母にとって)、銃というものが、玩具かのように、とても手軽で身近なものであることに。

もっと貧困層のギャングなんかの特別な世界だけの話かと思っていたのですが、日常的に存在するものなのだと知ると、なんだかカルチャーショックというか、アメリカってやっぱり異文化なんだなと改めて感じました。

 

ちなみに米国では、銃事件が勃発すると、なぜか銃の売上が上がるそうです。義理母が言うように、銃から身を守るために銃を。という感覚なのでしょうか。

実際、今回事件が起こったオーランド市内のとある銃砲店では、事件後、売上が2〜3倍に増えたといいます。

 

 

 とある休日、池を挟んだ近所のお宅で大勢の若者がパーティをしていました。昼間から夜中にかけて、何度かそのお宅からバーンという、大きな騒音が聞こえてきました。その音は、花火のような銃弾のような、とにかく大きな音だったため、たまらず警察に通報しました。

これが実際に銃声だったのかどうかはわかりませんが、こんな閑静な住宅街でも気にかけなければならない銃社会は決して健全なものとは言えないですよね。

 

 

 

ウォルマートというスーパーのチラシ。スーパーで銃が普通に買える。

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Sarah(サラ)

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★2005年アパレル貿易会社退社。人生を模索中にFXに出会う。 以来、FXトレーダーとして、米紙ウォールストリートジャーナルや、テレビ東京『ガイアの夜明け』等メディアからの取材も数多く受ける。 トレードをする傍ら、FXや暗号通貨(リップル)、九星気学のセミナー講師、コラムニストとしても活動中。 自著に 「FX 7つの成功★レッスン」宝島社刊がある。
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