チャートの見方


 

私は予想を立ててトレードするということはしていませんが、シナリオは考えています。

予想とシナリオは何が違うのか?というと、勝手な私の定義ですけど

 

予想は、どこそこのレートまで上げる・下げる というような上げ下げをある程度決めている

強気か弱気かをはっきりさせている

 

シナリオは、上げ下げどちらも考えていて、目の前の値動きに応じてロングもショートもありありで考えている

 

という感じです^^。

 

私が予想をしないのは、

「相場は不確実なものだから、予想など無駄だ!」なんて考えているわけではなく

予想してもうまくいかないことが多かった・・・

はっきり言ってしまうと、

 

「私の予想は当たらん。だから予想しない。いや、予想すると負けるからしないほうがいい。」

 

という残念な理由からです^^

 

私のシナリオの考え方はというと、

値動きには、トレンドレンジの2種類しかありませんよね。

 

そしてトレンドには上昇と下降の2つがあるので、これからどう動くか?と考えた場合、

 

上げる  下げる  もみ合う(=レンジ、保ちあい、持ち合いetc.)

 

の3つしか選択肢はありません。

チャートを見た時点で、今後の値動きは上記3つのどれかになりますよね。

 

なので、

・これから上げるとすれば、どこまで上がる可能性があるか?

・これから下げるとすれば、どこまで下がる可能性があるか?

・これからもみ合うとすれば、上値・下値はどの辺りになる可能性があるか?

を考えます。

 

この「どこまで」「どの辺り」というのが、サポートまたはレジスタンスです。

 

私はトレード中は5分足チャートがメインで、他に日足と1時間足のチャートを見ていますが

それぞれのチャートで、サポートやレジスタンスになりそうなレートをチェックして、

  上げる  下げる  もみ合う

のそれぞれに当てはめて具体的な値動きを考えてみます。これを私はシナリオと呼んでいます。

 

で、実際にトレードするときには、値動きを観察しながら3つのシナリオから、

 

・今現在ではどれが一番可能性の高い動きと言えそうか?

 

を判断して、エントリーするかどうかを決めます。

エントリーを決めた段階で、利食いするターゲットのレートや、含み損の可能性のある範囲をもちろん考えています。

 

利食いするターゲットのレート=ここまでは動く可能性があるだろうというレートは、ひとつだけではなくて段階的に見ています。

ひとまずは、ここまで伸びる可能性はあるレートを想定していて、実際にそこまで伸びてきたら、そこでの値動きの勢いや動き方を見て決済してしまうのか、待つのかを決めます。

 逆にターゲットまで伸びてこない場合は、その停滞したり逆行している動き方や勢いを観察して、早めに損切りすべきなのか、粘るべきなのかを判断します。

 

上げるのか・下げるのか・もみ合うのか という3つのシナリオは刻一刻と内容は変わってきますし、

どれかを採用したとしても値動きによって見込みがなければ即却下します。

朝令暮改なんて目じゃないくらいにコロコロ考えは変わっていく感じですね^^

 

日足・1時間足の大きな流れ・トレンドから、3つの選択肢を1つに絞り込めることはできなくはないのですが、

私は利小狙いの短時間トレードというスタイルでやっているので、3つの選択肢はほぼ同等に考えていて、

「でも大きい流れからいうと可能性は少しこちらのほうが高いかな。」くらいで見るようにしています。

 

短期・中期・長期のトレンドは必ずしも一致するわけではないので、

利大狙いのスイングトレードをやっているのであれば、中期・長期のトレンドが重要になりますが

利小狙いで短期決戦型のトレードであれば、短期のトレンドのほうが重要になりますよね。

 

短期のトレンドというのは5分足チャートで見た場合を想定していますが、

中期・長期でのトレンドとは感覚とは違ってくるので、

5分足でのトレンドはそれほど長くは続かない、すぐに反転してもおかしくない動きをする

と考えておくくらいで調度いいんじゃない?と思っています。

 

また、私の予想が当たらない・外れるというのは、言い換えると、

自分の予想に固執してしまい値動きを決め付けて考えてしまう、そうチャートを見てしまう傾向がある

ということなので、動きを限定して考えるよりも、上げ・下げ・もみ合いのどれも可能性は大いにある

と考えておくほうが妥当だと感じました。

これは、私の性格から考えると、そう考えたほうが負けにくいからという理由でそうしているだけで

3つの選択肢を同等に考えるべきだってことではありませんので^^

 

ということで、

 

値動きには  上げる  下げる  もみ合う  の3種類しかない。

その判断をするために、サポート・レジスタンスの存在を意識してみる。

また、自分のトレードの時間軸を考えてみる。

 

これを意識するだけでも、チャートの見方が変わってくるかと思います。

 

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皆様はじめまして! コラムを書かせて頂くことになったパリス昼豚(ひるとん)と申します。 ふざけた名前ですみませんw 負けて当然じゃん!と言われることは、ほぼ全て経験していると思います^^ そんな状態から、本当に自分に合ったトレードとは?と試行錯誤した結果、損小利小のスタイルを確立して、徐々にプラスにできるようになってきました。 このコラムでは、負け続けていた状態から私がどうやってサバイブしてきたのかを書いていこうと思っています。
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